ヘタの横好きLife

飽き性だから1つのことを深められない。ヘタなりにいろんなことをやってみる日々の記録。

「風が強く吹いている」

こんにちは。広島カープ優勝おめでとうございます。感動的な優勝でした。普段はジャイアンツを応援しているのですが、昨日だけは「もう早よ終われ」とカープ目線で中継を見ていました。泣きました。

 

さてラグビーの国内シーズンが始まり、もうすぐ陸上のロードレースのシーズンも始まります。毎年10月の体育の日に出雲駅伝出雲全日本大学選抜駅伝競走)が行われて本格的に駅伝シーズンが始まるのですが、毎年シーズンが始まるまでに読んでいる本があります。

三浦しをん「風が強く吹いている」

風が強く吹いている (新潮文庫)

風が強く吹いている (新潮文庫)

 

 

箱根駅伝を、ド素人含むたった10人の部員でめざすという、まあ、現実にはありえない話なのです。でも「ありえへん」と吐き捨てることはできない、中身の濃い物語です。「走る」ということをあらゆる点からとても細かく描写されていて、競技の内容のみならず、選手や彼らを支える人々の内面まで相当な取材をし、覚悟をもって書かれた本だということが伝わってきます。速ければいいのか、勝てなければ意味がないのか、強さとは何か、心にグサグサと刺さってきます。

もう10回近く読んでいても毎回泣くし、読む回数を重ねるたびに泣くところも多くなってきている気がします。平日は通勤時間ぐらいしか読める時間がないのですが、あらゆる場面で目に涙の膜が張ってくるような感じで、最近は電車で読みづらくなってきました。

私も中学時代だけですが、陸上経験があって、中・長距離をやっていました。振り返ってみると運が良かったなと思うのは、公立の中学校なのに、たまたま陸上経験のある先生がいて、その先生方にずっと指導してもらっていたこと。ただ、当時は本当に吐くまで走るほど追い込まれる練習が辛くて、こんなことを高校に行ってまでやりたくないと思いました。でも走ることは嫌いではなかったし、短距離とは違って努力すれば結果が出る楽しさもありました。もし素人に適当な指導をされていたら、走ることの楽しさも苦しさもわからなかっただろうし、30を過ぎてからまた走り始めようとは思わなかったでしょう。いやほんま、あれを大学まで本気でやり続ける人はほんまにすごいよ。箱根で最下位だろうと、それをめざす努力を本当に尊敬します。天と地ほどのレベルの差はありますが、「風が強く吹いている」の登場人物に自分の過去の経験を重ね合わせながら、毎回楽しんでいます。

まあこうして毎年駅伝シーズンへ向けて気持ちを高めるという、周囲にはまったく理解されない「儀式」をしているのです。

 

ただ今年は!いつも観ているだけのロードレースですが、今年こそレースに出ようと考え、会社の同僚と12月23日の宝塚ハーフマラソンにエントリーしました。フルマラソンは、いくらなんでも自信がないのですが、ハーフならいけるやろ、と…。いやハーフも未知の世界やねんけど。ここ数ヶ月は忙しかったり、暑かったりでまったく走っていなかったので、これからランニング再開ということで、さっそく昨日走りました。数ヶ月ぶりなので無理しないで5km。思っていたより体が動いてペースが速く、疲れました。今日は絶賛筋肉痛です。平日もなんとか、時間をやりくりして走りたいものです…。

 

今週がんばったら3連休。特別な予定がなくても、休みが長いのはうれしいものですね。それではまた。